コラム

2026年06月08日

今のエアコンが使えなくなる!? ウワサの「2027年新基準」をスッキリ解説!

2027年4月から、エアコンの新しい「省エネ基準」がスタートするのをご存知ですか?SNSなどでは「今のエアコンが使えなくなるの?」といった「エアコン2027年問題」というウワサも話題になっていますが、心配はご無用です。今回は、新しい基準が皆さんの暮らしにどう影響するのか、分かりやすく解説します。

嬉しいメリット!電気代がこんなにお得に

実はこの新基準、私たちにとって嬉しいメリットがあります。省エネ性能がアップすることで、日々の光熱費が安くなり、脱炭素などの地球環境にも貢献できるんです
たとえば、新しい基準(2027年度基準)を満たしたエアコンなら、現在の基準(2010年度基準)のものと比べて、6畳用(2.2kW機)で年間約2,760円、14畳用(4.0kW機)なら年間約12,600円も光熱費が安くなるという試算が出ています。エアコンの平均使用年数は約14年と言われているため、長期間で見ると6畳用でトータル約4万円、14畳用ならなんと約18万円も節約できる計算になります

気になるウワサの真相は?

基準が変わると聞いて、「今のエアコンはどうなるの?」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。よくある疑問にお答えします。
  1. Q. 今使っているエアコンは使えなくなるの?  A. そのまま使えます!
    • 今回のルール(トップランナー制度)はメーカー向けの制度なので、今あるエアコンを慌てて買い替える必要はありません
  2. Q. 安いエアコン(低価格帯)は買えなくなるの?  A. 買えなくなるわけではありません。
    • メーカーが1年間に出荷する製品「全体」の平均で基準をクリアすればよいため、すべての製品が新基準を満たす必要はなく、お手頃価格の製品も引き続き販売されます
  3. Q. 今のエアコンは修理できなくなるの?  A. これまで通り修理可能です。
    • メーカーは製造終了後も約10年間は部品を保有しているのが一般的なので、すぐ修理できなくなることはありません
  4. Q. エアコン本体の値段は上がる?  A. 上がる可能性はあります。
    • 省エネ性能が良くなる分、販売価格が上がるかもしれませんが、その分「毎月の電気代」は安くなることが期待できます

賢いエアコン選びのコツ

今すぐ買い替える必要はありませんが、もしこれから新しく購入する場合は「本体価格」だけで判断せず、安くなる電気代(ランニングコスト)を含めて総合的に考えるのがおすすめです
また、お部屋の広さにしっかり合った冷暖房能力の製品を選ぶことや、自動お掃除機能など自分のライフスタイルに合った機能を選ぶことも大切です。お店で比較するときは、単純に安い・高いを見るのではなく、同じ畳数・同じ機能を持ったクラス同士で比べてみてくださいね
長い目で見れば家計にも優しく、地球環境にも優しい賢い選択が可能です。正しい知識を持って、快適でお得なエコライフを送りましょう♪

この記事を書いた人

系統用蓄電池情報局 編集部

系統用蓄電池・電力市場・再生可能エネルギーを専門とする編集チームです。最新の市場動向から基礎知識まで、わかりやすく発信しています。